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大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。

TEL. 06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。

B型肝炎ワクチンB型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチン接種推奨地域

●:予防接種をおすすめしています。
〇:局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。

●東アジア ●東南アジア ●南アジア
●中近東 ●太平洋地域 〇オセアニア
●北アフリカ ●中央アフリカ ●南アフリカ
〇北・西ヨーロッパ ●東ヨーロッパ ●南ヨーロッパ
●ロシア 〇北米 ●中南米


B型肝炎

B型肝炎ウィルスに感染して肝臓が炎症を起こします。感染経路は、性行為や不衛生な医療行為、事故、母子感染などがあります。この時の炎症は、急性肝炎と慢性肝炎の2種類に分けられます。B型急性肝炎では、潜伏期間を経て、全身の倦怠感や食欲不振、嘔吐、黄疸、褐色尿(烏龍茶のような色の尿)などの症状が起こります。重症化すると肝不全や劇症肝炎を引き起こすこともあります。一方B型慢性肝炎は母子感染などによってB型肝炎ウィルス(HBV)に生後間もなく感染し、特に症状が起こらないままで思春期まで成長することがあります。
 

症状

ウィルスに感染して、90~150日の症状のない期間があった後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)がおこります。ただし、これらの症状が全く見られない不顕性感染例が70~80%を占めるため、知らないうちにB型肝炎に感染していたということも少なくありません。
急性B型肝炎の症状は、通常1~2ヶ月程度で良くなりますが約1%の頻度で劇症化してその6~7割は死亡します。一部の人で慢性化し、肝硬変になったり癌化することがあります。


 

予防・対策

渡航先での無防備な性行為を避け、衛生状態が保証できない施設での外傷治療、手術、注射、歯科治療、刺青、ピアス穴開けなどを受けないようにしましょう。
B型肝炎の予防には、ワクチン接種が有効です。発展途上国に滞在するなどのB型肝炎のリスクがある方には予防接種を推奨します。