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大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。

TEL. 06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。

狂犬病ワクチン狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチン接種推奨地域

●:予防接種をおすすめしています。
〇:局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。

●東アジア ●東南アジア ●南アジア
●中近東 〇太平洋地域 〇オセアニア
●北アフリカ ●中央アフリカ ●南アフリカ
●北・西ヨーロッパ ●東ヨーロッパ ●南ヨーロッパ
●ロシア ●北米 ●中南米


狂犬病

狂犬病は狂犬病ウィルスに感染することで起こる病気です。狂犬病ウィルスに感染した動物に咬まれたり、感染した動物の唾液 とヒトの傷口が接触したりすることで感染が成立します。犬に咬まれて発症する症例が全体の9割以上を占めているとされますが、狂犬病ウィルスは犬以外の動物からも確認されています。
例えば、アライグマ、スカンク、キツネ、コウモリなどの野生動物に咬まれることでも感染が成立します。また咬まれる以外にも傷口、目や口の粘膜をなめられたりするこ とで神経系の細胞に感染します。動物は前足をなめるので、ウィルスが付いたツメで引っかかれても感染の可能性が考えられます。
 

症状

初期症状:発熱、頭痛、筋肉痛、悪寒など、インフルエンザなどでもみられる症状があります。このような症状は、通常数日から1週間程度続きます。

進行症状:狂犬病ウィルスが増殖して神経系に侵入すると、興奮、意識障害、錯乱、幻覚などの神経症状が起こります。狂犬病で生じうる特徴的な症状には、以下のものがあります。
・恐水症…水を飲むことを恐がる、水が恐くて手が洗えない
・恐風症…空調の風などを嫌がる
など

その後、数日の経過で全身痙攣や不整脈が起き、全身の臓器に障害が起こり死に至ります。このほか、典型的ではない狂犬病の症例として、全身の麻痺が目立つものもあります。ゆっくりとした経過をたどり、典型的な狂犬病と異なるため診断が難しいケースもあります。


 

予防・対策

哺乳類から感染する可能性があります。むやみに動物に手を出さないようにしましょう。日本では耳にしない病気ですが、海外では判明しているだけで何万人もの死亡例が毎年確認されています。発症すれば100%死亡するため、渡航前に狂犬病ワクチンの接種を推奨します。