大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。
TEL. 06-6772-0075
〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。
腸チフスワクチン腸チフスワクチン
腸チフスワクチン接種推奨地域
●：予防接種をおすすめしています。
〇：局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。
〇：局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。
| 〇東アジア | ●東南アジア | ●南アジア |
| ●中近東 | 〇太平洋地域 | |
| ●北アフリカ | ●中央アフリカ | ●南アフリカ |
| 〇東ヨーロッパ | ||
| ●中南米 |
腸チフス
腸チフスは、食中毒の原因でもあるサルモネラの一種であるチフス菌（Salmonella Typhi）を原因とし、生命を脅かす感染症です。通常、細菌を含んだ食べ物や水を介して広がりますが、症状のなくなった慢性の保菌者が腸チフスの運び屋となって糞便を介して周囲の人に感染させる（便中にチフス菌を排泄）こともあります。
発展途上国に行く場合には予防接種が必須となっており、特に南アジア・南アフリカでは他の地域に比べて6~30倍のリスクがあると言われています。
発展途上国に行く場合には予防接種が必須となっており、特に南アジア・南アフリカでは他の地域に比べて6~30倍のリスクがあると言われています。
症状
1~3週間の潜伏期間を経て、高熱、頭痛、全身倦怠感、嘔気、便秘などの症状がみられます。消化器症状は必発ではありませんが、しばしば水様性下痢や腹痛がみられます。
重症の場合は重篤な合併症（脳症、髄膜炎、膿瘍、胆のう炎、心筋炎、肺炎など）を起こし、死に至ることさえもあります。
予防・対策
飲料水は煮沸し、生もの（加熱が不十分な食べ物、生野菜など）を取らないことや手洗いの励行等の基本的な予防方法を常に心がけてください。リスクの高い地域に長期滞在される方は、渡航前に腸チフスワクチンの接種を推奨します。
