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大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。

TEL. 06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。

マラリア予防薬マラリア予防薬

マラリア予防薬推奨地域

●:予防薬をおすすめしています。
〇:局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて予防薬を検討してください。

●東南アジア ●南アジア
●中近東
●中央アフリカ ●南アフリカ
●中南米


マラリア

マラリア原虫を持った蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あり、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。
合併症としては脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血などがみられます。
 

症状

発熱、寒気、息苦しさ、結膜充血、嘔吐、頭痛、筋肉痛など


 

予防・対策

対策:ハマダラカは夜間に吸血性が高くなるので、夕方や夜間の時間帯には居間や寝室にピレスロイド系の殺虫スプレーを散布するなどの対策が効果的です。蚊との接触は、網戸で遮蔽された場所から出ない、蚊帳を使用する(なるべく防虫処理したもの)、肌を露出しないような服装をすることで減らすことができます。
旅行先でマラリア感染の可能性がある場合、旅行前に薬剤の服用を始めることでマラリア原虫に暴露する頃には抗マラリア薬が血中で働いているという状況をつくります。