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大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。

TEL. 06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。

日本脳炎ワクチン日本脳炎ワクチン

日本脳炎ワクチン接種推奨地域

●:予防接種をおすすめしています。
〇:局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。

●東アジア ●東南アジア ●南アジア
〇太平洋地域


日本脳炎

豚の中で繁殖した日本脳炎ウィルスがコガタアカイエカに媒介され、その蚊に刺されることによって感染します。
東南アジア、南アジア、東アジアのアジアモンスーン地帯に広く存在します。
WHOによると世界で毎年、約43,000人が発症し、このうち11,000人が死亡、約9,000人は回復しても重篤な後遺症を残すと発表されています。

症状

潜伏期間はウィルスに感染した蚊に刺されてから約6~16日で発症します。
潜伏期間の後に、高熱、頭痛、嘔気、嘔吐で発症して異常行動、意識障害、痙攣、神経障害などが現れます。


 

予防・対策

感染しても日本脳炎を発症するのは100~1,000人に1人程度であり、大多数は無症状に終わります。
ですが、日本脳炎は症状が現れた時点ですでにウィルスが脳内に達し、脳細胞を破壊しているので一度破壊された脳細胞の修復は難しいでしょう。日本脳炎の予後を30年前と比較した場合、死亡例は減少したものの全治例は1/3とあまり変化していないことから、治癒の難しさは明らかです。したがって、日本脳炎は予防が最も大切な疾患であり、予防接種が有効でしょう。