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大阪トラベルクリニックは2006年から海外渡航ワクチン接種・海外渡航健康診断・帰国時健康診断を行っています。

TEL. 06-6772-0075

〒543-0037 大阪市天王寺区上之宮町1-15
近鉄大阪上本町駅14番出口から徒歩3分。
ホテルアウィーナ大阪の正面、
ドン・キホーテ上本町店の西隣です。

おたふく(ムンプス)ワクチンおたふく(ムンプス)ワクチン

おたふく(ムンプス)ワクチン接種推奨地域

●:予防接種をおすすめしています。
〇:局地的な発生のリスクがある場合や留学先の求めに応じて接種を検討してください。

●東アジア ●東南アジア ●南アジア
●中近東 ●太平洋地域 ●オセアニア
●北アフリカ ●中央アフリカ ●南アフリカ
●北・西ヨーロッパ ●東ヨーロッパ ●南ヨーロッパ
●ロシア ●北米 ●中南米


おたふく(ムンプス)

ムンプス・流行性耳下腺炎のことで、片側あるいは両側の唾液腺の腫脹を特徴とする感染力の強いウィルス感染症です。
おたふくウィルスの感染(唾液もしくは接触)によって起こり、2~3週間の潜伏期間を経て、片耳もしくは両耳の下が腫れてきます。ただし感染しても症状の現れない不顕性のものも多く、約35%がそれにあたります。成人になってから感染すると、まれに男性では睾丸炎、女性では卵巣炎・乳腺炎になることがあります。ウィルスなので脳炎を起こす可能性もあり注意が必要です。

症状

2~3週間の潜伏期間(平均18日前後)を経て、唾液腺の腫脹・圧痛・嚥下痛・発熱を主症状とします。
唾液腺主張は両側、あるいは片側の耳下腺にみられることがほとんどですが、顎下腺、舌下腺にも起こることがあります。また成人男性では睾丸炎、成人女性では卵巣炎や乳腺炎、頻度は少ないものの 合併症として難聴や膵炎もあります。


 

予防・対策

効果的な予防法はワクチンの接種です。幼児期から学童期に感染することが多いですが、成人になってからも感染することがあります。成人が感染すると重症化しやすいため、小児期に予防接種している・おたふくに感染したことがある方でも予防接種は必要です。